醜い竹の子論 Ⅱ

日本美術、西洋美術に関心が御座います。アナウンサー大好きです。家庭科教諭を志しております。

桜と松と満月と。

久々の登校…

 

不登校1ヶ月目のふるった勇気。

 

担任の先生は至って応援してくれた。

 

だからなのか僕が久々に登校した今日、朝一番に席替えが始まった。

 

クラスは意外にも盛り上がらずどうでもいいって空気が漂っている。

 

くじ引きではなく早いもん勝ちでまずは黒板に描かれた席を取っていくスタイル。

 

その黒板をよく見て見るとしれっと窓際の一番後ろのいわゆる「最高」の席に僕の名前があった。

 

それは、先生の優しさでした…。

 

そんな中クラスメートのほとんどは今いる席を指名。

 

結果僕を含めた少人数が動く羽目に…。

 

しかも僕が引っ越すその「最高」の席に座っている人には移動してもらう事になり、かつそこ界隈ではそれなりの仲が出来上がってしまっており、そんなところに入っていく訳だから本当になんかもう申し訳なくってしまい朝っぱらから帰りたくて仕方なくなってしまった。

 

 

…強くならなきゃ。

 

 

一時間目の授業が終わり、次の時間は移動教室のようだ…。

 

なんということでしょう…。

 

男子生徒が着替え始めたのです。

 

もともとクラスメートの一部に「オカマ」と呼ばれて居心地が悪くなってしまったのが不登校の理由の一つでもある僕にとっては地獄もいいとこ。

 

何もせずに俯いて過ごした。

 

皆が一斉に教室から出てく…。

 

このタイミングで僕はまたも勇気を出そうとした。

 

不登校前に仲良くしていたクラスでも地味だけど優しいあの子に声をかけてみよう。

 

「一緒に行こ!」って。

 

であの子を見て見たら、別の仲のいい子と一緒にいた。

 

あの子はなんだかんだクラスの中にいた…。

 

僕は完全にクラスの外にいた…。

 

教室から出たと思えば次は学校の外に出て別の校舎に移っていった。

 

もちろん僕は最後尾。

 

みんなが別校舎に友達とふざけ合いながら笑顔で入ってく。

 

僕は独り笑顔で泣いている…。

 

 

…強くならなきゃ。

 

 

…強くならなきゃ。

 

 

…強くならなきゃ。

 

 

方向を変えた。

 

僕は1人校門へ向かって走り、それを乗り超え学校の外に出た。

 

走った。

 

走りまくった。

 

数10分で小さなマンションに着いた。

 

僕の家だ。

 

着いたはいいけどまだ昼にもなっていない時間帯。

 

家にはなかなか入り辛い…。

 

そこで僕は家のある階とは別の階に登ってみた。

 

そういえば登ったことないなぁ…。

 

登り続けた結果マンションの屋上にたどり着いた。

 

 

…すごい。

 

昼前であるにも関わらず何故か暗い…。

 

そして太陽がまるで月のよう…。

 

そんな満月もどきをバックに、桜と松が麗しく共演している…。

 

僕はすかさずスマホを取り出し、その情景をカメラに写した。

 

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ああ。

 

綺麗。

 

綺麗すぎる。

 

僕は物足りず最高の角度を求め体を移動させた。

 

そんな中僕はちょっとした穴に吸い込まれるように潜り込んでしまった。

 

すぐ足に意識が向いた。

 

何かがまとわりつく…。

 

大きな蜘蛛の巣に引っかかってしまったのだ。

 

虫嫌いの僕は怖くなった。

 

ここで騒げゃ蜘蛛が餌だと這い寄ってくる…でも僕は人間だから…大丈夫だろう…。

 

蜘蛛が這い寄ってきた。

 

但しそいつはただの蜘蛛じゃなかった。

 

大きすぎた。

 

間髪をいれず凄い力で押さえつけられ針のようなものをまるで機械のごとく僕に打ち付けてきた。

 

グサ。グサ。

 

意識が朦朧としてきた…。

 

 

 

 

 

 

ここで目が覚めましたね。

 

久々の嫌な夢でした。

 

汗だくでしたもの。

 

さあ、僕。

 

4月から学校行けるかな?